背骨の圧迫骨折や、太ももの付け根の骨折(大腿骨近位部骨折)のあと、退院して自宅に戻ると、「また転ぶのがこわい」「動くと痛い」という理由で、動く量が大きく減ってしまうことがあります。
このページでは、骨折後に在宅で起こりやすい変化と、訪問医療マッサージでできることを整理します。
退院後に起こりやすい変化
動くのがこわくなる
転倒や痛みへの不安から、立ち上がる・歩くといった動作を避けるようになります。本人の気持ちの問題ではなく、骨折という経験そのものが不安の原因になっていることがほとんどです。
筋力と体力が落ちる
入院中と退院後の安静が重なると、脚の筋力や体力は短い期間でも落ちていきます。動かない期間が長引くと、廃用症候群(寝たきり)につながるおそれがあります。
関節が硬くなる
痛みのある側をかばって動かさないでいると、股関節や膝、肩などの関節が硬くなることがあります(関節拘縮)。
背中が丸くなる(圧迫骨折の場合)
圧迫骨折のあとは背中が丸くなりやすく、姿勢の変化から腰や背中の痛み、呼吸のしづらさにつながることがあります。
こんなときは、まず医療機関へ
次のような場合は、施術よりも先に主治医・医療機関への相談を優先してください。
- 急に強い痛みが出た、または痛みの場所が変わった
- 転倒したあとに痛みが強くなった
- 手術した側の脚が急に腫れる、熱を持つ
- 脚のしびれや、力が入らない感じが急に出てきた
訪問医療マッサージでできること
できること・できないことを正直にお伝えします。訪問医療マッサージは、骨をつなげたり、骨を強くしたりするものではありません。目的は、骨折をきっかけに落ちやすい筋力や関節の動きを保ち、在宅生活を続けやすくすることにあります。
- こわばった筋肉をゆるめ、痛みやだるさを和らげる
- 関節を動かし、硬くなるのを防ぐ
- 起き上がり・立ち上がりなど、日常生活の動作を一緒に確認する
- ご家族へ、介助や環境づくりのアドバイスをする
体重をかけてよい範囲や動かしてよい範囲は、主治医の指示に従って施術を行います。
ご家族が知っておくとよいこと
「安静にしすぎない」ことも大切です
主治医から許可されている範囲であれば、少しずつでも動く機会を持つことが、寝たきりを防ぐことにつながります。
転びにくい環境を整える
床の段差やコード類、夜間の足元の暗さは転倒の原因になります。手すりの設置や照明の工夫は、ケアマネジャーにも相談できます。
費用と保険について
医師の同意書があれば健康保険が適用され、自己負担は1回あたりおおむね450円〜600円程度です(負担割合によって異なります)。生活保護を受給されている方、障害者医療証をお持ちの方は自己負担ゼロです。介護保険とは別枠のため、デイサービスや訪問リハビリと併用できます。
▶ 詳しくは 健康保険と医師の同意書について をご覧ください。
埼玉県内の対応事業所
リファイン埼玉では、埼玉県内の2事業所からご自宅・介護施設へお伺いします。ご相談・体験施術は無料です。
▶ リファイン草加(草加市・八潮市・川口市・越谷市・足立区)
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