脳梗塞や脳出血のあと、片方の手足が動かしにくい状態(片麻痺)が残ることがあります。入院中のリハビリが終わり在宅生活に移ると、身体を動かす機会が急に減ってしまうのが多くの方に共通する課題です。
このページでは、脳梗塞後遺症・片麻痺のある方が在宅で何に気をつけるべきか、訪問医療マッサージで何ができるのかを整理します。
退院後に起こりやすい変化
関節が硬くなる(関節拘縮)
麻痺した側の関節は、動かさない時間が続くと徐々に可動域が狭くなります。一度硬くなった関節を元に戻すのは容易ではないため、拘縮は「起きてから治す」より「起こさないよう維持する」ほうがはるかに現実的です。
筋肉がやせる(筋萎縮)
麻痺側は自力で動かしにくいため、筋肉量が落ちやすくなります。筋力が落ちると立ち上がりや移乗がさらに難しくなり、活動量がまた減るという循環に入ります。
肩の痛み・手のむくみ
麻痺側の腕は自重で引っ張られやすく、肩に痛みが出ることがあります。また、手を動かす機会が減ると血流やリンパの流れが滞り、むくみにつながります。
外出の機会が減る
「家の中では動けるけれど、外には出なくなった」という状態は非常に多く見られます。本人の意欲の問題ではなく、転倒への不安や介助者の負担が背景にあることがほとんどです。
訪問医療マッサージでできること
できること・できないことを正直にお伝えします。訪問医療マッサージは、失われた神経機能そのものを回復させるものではありません。目的は、いま残っている機能を保ち、生活の質を維持することにあります。
- 麻痺側の関節を他動的に動かし、可動域を保つ(拘縮の予防)
- マッサージにより血流を促し、むくみやこわばりをやわらげる
- 肩の痛みに対して周囲の筋肉の緊張をゆるめる
- 残存機能を使った動作の練習(起き上がり・座位保持・移乗など)
- ご家族へ、自宅でできる関節の動かし方をお伝えする
週に1〜2回、身体を動かす機会が定期的に入ること自体が、在宅生活では大きな意味を持ちます。
ご家族が知っておくとよいこと
「動かさないことが進行を招く」——これが最も重要な点です。安静にさせることが優しさだと感じられるかもしれませんが、使わない機能は失われていきます。
とはいえ、ご家族だけで毎日関節を動かし続けるのは負担が大きすぎます。専門職が定期的に入ることで、介護する側の負担も軽くなります。
費用と保険について
医師の同意書があれば健康保険が適用され、自己負担は1回あたりおおむね450円〜600円程度です。介護保険とは別枠のため、デイサービス等と併用できます。
▶ 詳しくは 健康保険と医師の同意書について をご覧ください。
埼玉県内の対応事業所
脳梗塞後遺症の方の施術経験が豊富な施術者が対応します。リファイン埼玉では、埼玉県内の2事業所からご自宅・介護施設へお伺いします。ご相談・体験施術は無料です。
▶ リファイン草加(草加市・八潮市・川口市・越谷市・足立区)
電話:048-951-1386
▶ リファイン新都心(さいたま市全域・上尾市・川口市・蕨市・蓮田市・伊奈町)
電話:080-9560-2186
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